徒党を組まず、何者にもおもねらず、孤絶と背中あわせの自由を生きる歌手・友川カズキ。詩人、画家、俳優、競輪愛好家の顔ももつ。その狂気と諧謔に満ちた独特の表現は、自他への怒り、故郷への追憶と悔恨、酒を介した友との交流、それらの蓄積から生み出される。「血だらけの魂を剥き出しにして生き抜いてきた」男の新旧の随筆と詩篇を精選採録。
友川カズキ 『一人盆踊り』 885円(税込) 発売日: 2019年06月10日 著者/編集: 友川カズキ レーベル: ちくま文庫 とー29-1 出版社: 筑摩書房 発行形態: 文庫 ページ数: 352p ISBNコード: 9784480435842 |
異形の歌手・友川カズキの20代〜現在に至る文筆活動のエッセンスを凝縮した待望のアンソロジーが、この夏、ちくま文庫より刊行される。
絶版等の事情により、これまで入手困難だった『死にぞこないの唄』(77年)、『生きてるって言ってみろ』(85年)、『ちぎれた青いノド』(88年)、『天穴の風』(94年)などに収載された、独特の筆致が光彩を放つ新旧のエッセイ群。壮年〜中年期に綴った詩篇。『及位覚遺稿詩集』(87年)刊行に際して友川自ら筆をとった跋文。そして、ギャンブラーとしての”サマ”が滲み出た珠玉の競輪エッセイまで……。多彩にして読み応えあるテキストを詰め込んだ、ファン必携の一冊に仕上がった。
さらに、巻末には本人の意向により2019年春に行われた新録インタビューも特別採録。海外公演にまつわる面白エピソードや、「転んでもただ起きる」無手勝流の生活スタイルに貫かれた身辺雑記など、『独白録』以後を含めた近年の動向についても縦横かつ洒脱に語られている。
その来歴と現在とを貫く、かくもナマナマしき「一人盆踊り」ぶりを、ぜひとも掌中で味わい尽くしていただきたい。
【東京】2019年6月5日(水)
友川カズキベストエッセイ集「一人盆踊り」出版記念コンサート at APIA40
会場:アピア40(学芸大学) 電話 03-3715-4010
出演:友川カズキ(Vo.Gt)、永畑雅人(パスカルズ/Piano,Accordion,Mandolin)、石塚俊明(頭脳警察/Drums)
時間 : 開場 19:00 / 開演 19:30
料金 : 前売り 3,500 円 / 当日 4,000 円(共にドリンク代別)
ご予約 : 03-3715-4010 (アピア40)
その他ライブ情報はコチラ↓
tomokawakazuki.com/archives/category/showschedule
※新規関連イベントが決定次第、更新いたします。
2019年6月5日(水)のAPIA40(学芸大学)にて、『一人盆踊り』を先行販売いたします。
なお、ライブ会場物販コーナーでの購入特典として、「【一人盆踊り】特製ステッカー」を無料配布いたします。
(限定数。なくなり次第、配布は終了いたしますので、ご了解ください)